Fringe81社長日記Fringe81 CEO's Blog

第三者配信をもっと活用する方法

 

田中です。

昨年の4月にアタラさんと「アトリビューション」本を書きまして、それから約1年、様々なメソッドというか、「実際のアクションに結びつく」

第三者配信(3PAS)の活用方法論の構築を続けて来ました。

第三者配信は、色々なことができる反面、「導入しただけ」ではあまり意味はなく、「単体のソフトウェア」のみの提供ではユーザー様に高い価値を提供できない、ということを痛感した一年でした。

一方、全てカスタマイズしてサービスを提供するのではなく、「方法論」と申し上げたのは理由があります。

「なんでもできます」は「なにもできません」とニアリーイコールになってしまいがちです。

よって、当社では、第三者配信を自ら技術開発するだけでなく、第三者配信活用のサービス(方法論)もまた、開発をしています。

開発というと大げさですが、方法論の開発は、テクノロジーとサービスの両方をやろう、という企業にとっては必須のものです。

常にお客様のプロモーションが終わった際の、フィードバック&改善→方法論への昇華を繰り返しています。

さて、最近のFringe81が提供している、第三者配信活用のための方法論は5つくらいあります。ご紹介していきます。

1.新規ユーザー獲得メソッド

新規ユーザーを獲得することが、ビジネスを成功させる際に重要なKPIになる場合に、高い成果を発揮させています。

これは、以前ご紹介したマルチパラメータ機能に加えて、ヴァージンユーザー計測機能を使います。広告主様のCRMデータで、重要指標となるKPI(この場合は新規CV)をカスタマージャーニーのデータ(広告インプレッション→検索→自社サイト→CVまで繋げたデータ)と組み合わせて、統計解析処理を行います。

これにより、新規のユーザーを獲得する際に、最も効率の良いメディアプランニング、予算配分を算出し、その後、PDCAをゴリっと回しまくることができます。

新規ユーザー以外の、例えば1回の取引額がビジネスの成功上重要なKPIなのであれば、そちらの指標を取り入れて行います。新規に限った話ではありません。

2.マーケティング予算配分最適化メソッド

上記の1に加えて、ディスプレイ広告とサーチとの関連を明らかにして、両方の予算配分の最適化を行います。広告主様のビジネスにより、何割程度をディスプレイ広告に予算配分すれば良いのか、は異なってきます。「ざっくり2割」というトライアンアンドエラーで最適化するのではなく、実際の数字を元に仮説構築していきます。

3.マーケティング予算のROI診断

広告を接触せずに(クリック含む)、自然にサイトで発生しているコンバージョンと、広告に接触したコンバージョンを明確に分割し、マーケティング活動のROIを診断することで、マーケティング予算を「増加させた方が良い」のかむしろ「減らしたほうが良い」のかを診断します。「減らしたほうが良い」場合もあるのです。

4.リターゲティング最適化メソッド

リターゲティングはサーチと並ぶ成果を出す方法ではありますが、単にリターゲティングを実施しているだけでは、実は「モレなくダブリなく」を改善することはできません。第三者配信を使って、リターゲティングメニューごとのユニークユーザーのモレやダブリ、もしくは余地を分析します。これもまた、大きな成果を上げることが可能です。

5.リーチUU/誘導効率最適化メソッド

これは4に似ているのですが、純広告やアドネットワーク含め、マーケティング活動全体のUU最大化、をユーザー重複率レポートを用いて最大化することが可能となります。特にブランド系広告主様での提案余地が高いです。

この1年間でこのような方法論を編み出して(まさに方法論は”編み出す”ものです)まいりました。今後ももっと”編み出し”てまいります。

機能の開発とともに、サービス開発をやりきる。そして広告主様のビジネスを成功させる。これがFrigne81がやりたいことです。







Author : yuzuru