Fringe81社長日記Fringe81 CEO's Blog

新卒採用の最終面接は目と知的好奇心と笑いを見てる

先日うんこ問題で物議を醸しだした、Fringe81の赤裸々シリーズです。

今回は、ベンチャーにおける新卒採用について書いてみようと思います。

Fringe81は、新卒採用が大好きな会社です。大好き、と書きましたのは、大好きではあるのですが、「潤沢なマンパワーでしっかりやれてる」わけではなく、「大好きで大事なのはわかっているのだけど、ぎりぎりの人数でやってる様」を表しています。今年からはかなり力を入れていってますが、今年は5名入社、来年2015年卒も、8名の内定が出ましたので、色々書いておこうと思います。

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今年の新卒5名と入社式で。(このオフィスの入口ももうありませんねー、、懐かしい。)

ベンチャーにとって新卒採用の意義とはなんだろう。

これは経営者のスタイルによって随分変わりますよね。私はですね、とにかく好きなんですね、新卒が。会社の未来を作ってくれるプロパーが欲しい、というのはもちろんありますよ。

でも、やはり新卒が好きな理由は、「若いやつの劇的に変わる姿が見られる」ということに尽きるかなと思います。僕もソフトバンクのインターネット部門採用第一期生という感じで、いきなり新卒2日目から、ヤフー内の動画サービスの立ち上げという異常なプロジェクトに参加したこと、そしてそのチャンスをもらえたことが、その後の自分の運命を変えたと思っています。

Fringe81は不思議な会社で、元々ネットエイジで新卒採用をちゃんとやった「ネットエイジ新卒第一期生」8名のうち、3名が残っています。うち2名は取締役と執行役員となり、1名はR&Dの責任者になっています。

元々ネットエイジの新卒採用は、私が「やろう!」と言い出したのが発端になっているので、これだけ劇的に成長してくれてるのはとてもうれしいです。

彼らの変化の仕方、コミットメントの強さはすごいです。昔内定者インターン中にオフィス内で帽子をかぶっていて僕がパワポの使い方教えたのが取締役の松島だったり、最終面接で「ほしいものは和ダンスです」って答えた変なやつが、Fringe81のプロダクト設計の総責任者の佐藤だったり、「俺はOSSコミッターになる!」って宣言した三ツ橋だったり。いやー、成長したした。すごいよもう。

そういう、「劇的な成長」が見られるのが好きで。息子、娘かつパートナーみたいな。

だ女子社員の結婚は出てませんが、娘みたいなものなので、今から号泣することを決めているのです。これは間違いなく号泣です。愛ですもはや。38才にして娘の門出を祝う気分が味わえるはず。

私は、今後この会社あと20年くらいはやりたいんですね。そうすると、21才で採用した新卒も41歳。完全に会社の中核を動かしている人になってると思います。将来の会社の中核を採用するんだ、って気持ちでやってます。

新卒採用プロセスの話をしましょう。今年8名を採用(内定)したときの社内体制は、

  • 社長の私(全部の説明会やイベントに行く)
  • 取締役の松島(説明会に参加)
  • 実際の担当業務は内定者(!)1人

という脆弱な布陣でした。このうち内定者は、僕達が使っている新卒採用支援の会社の「スローガン」さんでインターンしていたという稀有な内定者だったので、超助かりました。人事担当者がいないという異常な体制です。

ちなみに、今年からやっと人事担当ができましたw

通常、新卒採用は、新卒1人採用あたり、80-100万円くらいかかるそうです。交通費とか宿泊費は別です。Fringe81はこの●分の1くらいですが、、、そのかわり、社長の時間は1/4くらい使ってるんじゃないかなぁ、、

昨年の新卒採用では、先ほどのスローガンさんの集客のみ、で展開していきました。

  1. 総接触数は約1200人(イベント・合同セミナーなど7回参加)
  2. 自社開催説明会は7回(1回あたり30名程度)ここで簡易なエントリーシート記入していただく
  3. 1次面接は集団で、現場リーダー面接
  4. 2次面接は執行役員面接
  5. 取締役面接(松島)
  6. この間にマネージャ陣とのランチや面談2回程度挟まる
  7. 最終私の面接(内定)

という感じで、内定までに6回~8回くらい面接または面談をやっています。

★最初のインパクト重要

Fringe81のやっている事業は難しい内容なので、実は内定者全員が事業内容を理解して内定しているわけではありません。内定者に当社に決めた聞くと、多くの場合「ゆづるさんのインパクトがやばかったから」(社内で私は名前で呼ばれています)という事を言います。ベンチャーの場合、やはり「誰とやるか」が重要になってくるので、社長が出て行く、というのはかなり大事なのかなぁと思います。

したがって、京都でやろうが、東京でやろうが、いつ何時でも社長が出ていって、IVSのローンチパッドばりのハイテンションで会場の雰囲気を支配するんだくらいの勢いでプレゼンしてます。(ローンチパッドで2回3位になったことがあるんです!もう昔のことですが)

★面接対策なんて意味ない面接をする

新卒採用では、カルチャーフィットも超重要です。ってよく言われるじゃないですか。

でも、カルチャーフィットって、難しくないですか?何がカルチャーで、そのカルチャーに合うか合わないか、を判断するのってすごく難しいことだと思います。カルチャーって、なんとなく「ふわっと」したものな気がします。もちろん、ビジョン、ミッション、企業理念などは明文化されています。が、この「ふわっとしたもの」を明文化するのは難しい。それこそ社長そのものなんじゃないかと思ったりします。

Fringe81の新卒は、「ド派手よりも質実剛健で素直で真面目ないい子」が多いです。最終面接で何を見るかというと、

  • 知的好奇心の高さ
  • 笑い

です。我ながら、全くいわゆる面接対策的なものは意味ない面接をしているなぁwと思います。

」はですね、色々やりたいことをバーっと話すんですよ。そうすると、「それ面白いっすね!」と目を輝かす子は、その後の成長度も高いなぁと思います。これは素直さにも直結するかなぁ。

知的好奇心の高さ」は、今インターネットで起きてること等を話します。これもグイグイ乗ってきたら、すごいうれしいです。去年はよくAirBnbやばくね?やばくね?って話をしていたきがします。。

そして、「笑い」。また何か変なことを言い出してますが、「笑い」のポイントとかツボって、カルチャーそのものだったりしませんか?笑いのツボに合わせてくださいとか、そういうつもりは無いのですが、何か「一緒に笑い合える」って大事だと思うんですよね。これからヘタすると彼氏彼女よりも長く一緒に過ごすのですから。

この、目、知的好奇心の高さ、笑い、は三つ同時にやってくるんです。この三つが三位一体でやってきて、なんだか俺たちあってるかもー!ビッグバン的なバーン!って感じがあった場合は即、採用。そんな面接してます。

色々がんばったら、最近では内定辞退ゼロが続いてます。

というわけで、新卒で採用した子は、ほんと幸せにする責任があるので、引き続きがんばろうと思います。

今年はサマーインターンもやります。興味のある大学生のみなさんはぜひ、ご応募を

 

Author : yuzuru