Fringe81社長日記Fringe81 CEO's Blog

テクノロジー会社の非エンジニア社長の条件

Fringe81はテクノロジーが中心の会社です。もちろん、営業や事業開発は大事ですけど、なんといってもテクノロジーが中心にあります。世界の最先端を走っているぞ、という自負はあります。

ところが、何をどう間違ったというか、社長の私は大学時代は

文学部日本文学科の平家物語専攻

という一体全体どうしてテクノロジーの会社の社長になったんだ、という経歴です。小さいころは、ベーマガを買って、BASICでコードを打ち込む小学生だったのですが、ある時日本文学に目覚めてしまったのですね。これはもうしょうがない。

新卒でソフトバンク入った時は、まだモデムの時代に動画配信をやろうってことで、データセンターに重くてでかいHPのサーバをラックにぶっこみ、無数のケーブルに囲まれ、まだWindows Media Serverがベータ版だったころにインストールして四苦八苦しまくりました。データセンターでチカチカ光るサーバ群を眺めるのが好きでした。そうなんですよ、どっちかというとコード書くより先に、インフラとかハードの方に行っちゃったわけです。

その後はどちらかというと事業開発側の人間になってしまったので、営業と新規事業開発と資金調達は得意なのですが、ぶっちゃけコードはあまり書けないので、世の中のコードがバリバリかける社長が羨ましくてしょうがないですw

とはいえ、世の中そうコードバリバリ書ける社長ばかりでもなく、元文学青年が社長になって、テクノロジーの会社を経営するには、どうすればいいんだろう?というのは中々深淵な悩みです。

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なので、まだまだ出来てない自戒も込めて、「非エンジニア社長」の条件を書いてみたいと思います。

1,全てを投げ打ってでもエンジニアを応援する。

エンジニアが、「◯◯のコミッターになりたい!」とか、「こういうテクノロジーにチャレンジしてみたい!」とか、「開発環境でこれが必要!」みたいな話があったら、全てを投げ打ってでも、応援して実現します。Fringe81にとって最優先事項はテクノロジーなのですから。完全にどーんと受け入れます。私は事業サイドではお金にシビアなのですが、テクノロジーサイドでは一切ケチケチする気は全くありません。

2,情報発信しているエンジニアを褒めまくる。

当社ではエンジニアの関君がJavaScriptの連載「JSおくのほそみち」、佐野君がデータサイエンス周りの連載「やってみよう分析!〜データサイエンティストもコーディング始めました」など、情報発信を強化中です。qiitaでFringe81のエンジニアが書いている記事をぜひご覧ください。情報発信しているエンジニアはほんとに素晴らしいと思う。オープンソース運動にある種憧れを持っているので、自分たちのノウハウを惜しげも無く提供しよう、という会社にもっとなっていきたいなぁと思います。最近エンジニアのみんなとご飯行ってないのでまた行かなきゃ。

3,社長がテクノロジーに興味を持たなくなったら終わり。

私は、非エンジニアですが、(普通の人よりはだいぶ詳しいとは思いますけど)テクノロジーに対する知的好奇心は絶対失わないように心がけてます。なので「はてなブックマーク」の「テクノロジー」タブにあるものは全部見ます。よくわからなかったらエンジニアに聞きます。これで世界の技術動向にはなんとなくは追いつけてる気がするし、エンジニアとの会話も結構出来るようになってると思う。後は、世界の競合製品は目につくのは全部使ってみる。デモもリクエストしてみる。使ってみて、エンジニアにフィードバックする。新しいものが好きなので、これが一番楽しいかも。

4,長期視点でのテクノロジー投資をする。

マネージャや執行役員は、執行する人なのでやはりいまの直近数字が気になります。そういう役回りなのでこれは問題ではありません。ただ、社長は直近の数字だけ気にしてたらダメだよなと。中長期の予算を無理やり確保したり、イノベーションが生まれるような仕組みを作るのは社長の仕事です。

Fringe81では、結局、年間のエンジニアの全業務の20%はR&Dに振り分けることに決めました。これくらい思い切って振り切らないと、やっぱり最先端に追いつくのは難しいことがよくわかりました。有名なGoogleの20%ルールは、「そんなの余裕のある儲かってる会社のやることだよ!!」みたいに思っていた時期もあったのですが、自分が余裕が無かっただけじゃないかなと思います。短期的な視点では無いオープンソースプロジェクトも多いです。機械学習とかリアルタイム処理の分野だと特にそう思います。なので、短期的に見ると自社の競争力には結びつかないようなものでも、20%のリソースを使って中長期のテーマにチャレンジしていくことは、結局は自分たちの競争力を上げることだし、何といってもエンジニアにとって楽しいんじゃないかなぁ。

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しております。こんな社長ですがテクノロジー大好きなのでぜひエンジニアの方、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

Author : yuzuru