Fringe81社長日記Fringe81 CEO's Blog

これはイケてるベンチャー見つけた。サービス業とグルーポン

田中です。

私は常にネットビジネスをウォッチしておりますが、たまに「これは・・・!」というサービスに当たると、夜も眠れなくなってしまいます。そんなベンチャーを昨日見つけてしまいました。

何がイケてるのかの基準はあまり無いのですが、

  • 時流にのっていること
  • モデルとして美しい、セオリーを外していないこと
  • 新しい付加価値があること

を基準にしています。

今日紹介するのは、TeachStreetというベンチャーです。元々彼らは、シアトルでいわゆる終身教育系、習い事やおけいこ、ビジネススキルの勉強などの先生と生徒をつなぐサービスをやっている。既に10万人の先生と百万講座以上のクラスが存在。さらに、facebookプラグインが組み込まれているので、先生とのコミュニケーション内容がfacebookにシンジケーションされるようになっている。これだけでも結構いいなぁと思いますが、そこにグルーポン的な時限的割引システムを組み込んだというのが面白い。

 

このモデルをよく考えると、私はグルーポンモデルというのは、「サービス業」、もしくは「顧客探索コストがかかるもの」に最適なものだと思っている。サービス業の定義はwikipediaで。

サービス: service)は、経済用語において、売買した後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のないのことである。第三次産業が取り扱う商品である。法令用語では、役務(えきむ)[1]ともいう。

例えばエステなどは、グルーポンモデルにかなり親和性がある。売買した後にモノが残らないので、競争に勝つための決め手は、サービスの質/施設だ。かつ、エステの料金は、モノが残らないので、人件費以外の値段は有って無いようなものである。(設備の減価償却費とかはあるけど)

ということは、重要なのは口コミであったりお友達紹介制度だったりする。店舗にとっては顧客探索コストが高い。粗利率は比較的高い。しかも継続して来てくれる場合だってある。したがって最初のお客さんには、人件費ギリギリで出してもわりにあう。なのでグルーポンで50%オフでも良い。

これがグルーポンモデルがサービス業に効くのではないか、と書いた理由だ。まぁサービス業っていう定義自体ちょっと広いのですし、有形のものもグルーポンで出ているので、効きやすい、ということをご理解ください。

で、僕がTeachStreetに感銘を受けたのは、通常のグルーポンビジネスが届かなかった領域もやっているのではないかと思ったからだ。

通常のグルーポンビジネスでは、はっきり言うと安さが重要であって、新規顧客獲得コストを低下させる一点に集中している。ところが、先ほど述べたように、無形のサービス業というのは口コミだったり友達紹介だったり、つまり評判やコミュニケーションもまた、重要だ。

やっぱり安さだけでこれ買って大丈夫かなと思うことはある。特にエステとか教育は、人によってもかなりサービスの質にバラつきがあるので。

そんでもってTeachStreetですが、ここには既にその授業の評判や、先生と生徒のコミュニケーションがある。そこにグルーポンモデル投入、というのはネットビジネスおたく的には非常に美しい。第一弾はダンススクールのようだ。こういうサービス業領域で、特化型のコミュニケーションサイトでグルーポンモデル、というのがとても気に入った。

もし僕が今起業準備していている起業家予備軍だったら、これやりたいな。誰かやらないかな。

Author : yuzuru