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オバマさんのアドテクノロジー戦略

田中です。

2012年はアメリカの大統領選です。こちらの記事によると、オバマ大統領は08年の選挙キャンペーンでは、オンライン広告にマケイン陣営の4.4倍の16億円を費やしたとのこと。

再選を目指すオバマさん、いったい今年はどんなキャンペーンをやるのだろう、と今から話題になっております。

キャンペーンサイトはBarackObama.comです。アドテクノロジーおたくっぽくこのサイトのクッキーを解析してみましょう。

このサイトから発行されているCookieは主要7つ。

  • Bluerithium:これはYahoo!に買収された行動ターゲッティングネットワーク
  • DoubleClick Floodlight:これはDoubleClickの第三者配信エンジン、「DFA」の計測タグ
  • Facebook Connect:これはFacebookプラグインを利用していると必ず入る
  • Google Adwords Conversion:アドワーズの計測タグ
  • Google Analytics:アナリティクスの計測タグ
  • LeadBack:AOLのリターゲティング広告
  • Microsoft Atlas:マイクロソフトに買収された第三者配信エンジン

これを見ると、オバマさんは相当アドテクノロジー駆使しているようです。リターゲティング、行動ターゲティングに加えて、2つの第三者配信エンジンを使っています。おそらく利用シーンとしては、

 

  • ニュースサイトなどへこれから大規模に出稿する際に、第三者配信エンジンを使って、既にサイトに来た「既存ユーザー」に出す広告と、まだサイトに来ていない「新規ユーザー」への広告メッセージを出し分ける「クリエイティブ出し分け」を行う。
  • アドエクスチェンジへ第三者配信エンジン経由で配信を行い、「リターゲティング」を行う

 

ということを第三者配信エンジンならではの利用方法で行っていると思われます。まだ選挙戦は先なのですが、事前に長期間にわたって第三者配信エンジンを活用することにより、きっちり本番の再選準備をやっているなぁというのがわかります。

第三者配信エンジンの使い方の好例です。その時一瞬の媒体評価に使うのではなく、継続して使い、大規模キャンペーンに備えています

僕らが作っている第三者配信エンジンでも同様のことがもちろん可能です。

以上、アドテクノロジー好きが解説するオバマ大統領の選挙戦 戦略解説でした。

Author : yuzuru